カジノリゾートを日本で成功させるために必要なこととは?

ラスベガスやマカオで有名なカジノについて

カジノとは、賭博を行う施設のことで、ルーレットやブラックジャックなどのトランプゲーム、またスロットマシンなどのカジノゲームをお金を賭けて楽しむことができるものです。

カジノといえばアメリカのラスベガスや香港の隣にある旧ポルトガルの植民地である中国のマカオが有名です。
一方でカジノの発祥はヨーロッパで、ヨーロッパの国々にもカジノがあります。

ただヨーロッパのカジノが上流階級が集う場所であるためドレスコードが厳密であったりするなど上流階級の娯楽の場としてのスタンスで、世界的に増えているエンターテインメントタイプやカジュアルタイプのカジノとは一線を画します。

日本に限らず多くの国では賭博は法律によって厳しく規制されていますが、カジノは大きな収入を得ることができるものです。
実際に日本でもオンラインカジノを利用すればカジノの雰囲気は味わえますが、法律面でグレーゾーンは否めない点があるのは事実です。

(参考)オンラインカジノ比較ナビ:https://vegasdocs.com/ranking.html

このため税収を求めて法律で設置を認めることが20世紀後半から行われるようになり、日本からもっとも近いカジノとしては韓国があります。

このほかアジア諸国ではマレーシア、フィリピンのカジノも有名で日本からのアクセスが良いため日本人も多く訪れています。
これらの国以外でアジアでは、フィリピン、インド、スリランカ、カンボジア、シンガポールでカジノがあります。

カジノ法案はあくまで総合的な娯楽施設を作りその中にカジノを行うことを認めるもの

カジノの多くは単なるカジノゲームを楽しむといったものの他に滞在型リゾート地として開発されたものも多くこれらはカジノリゾートと呼ばれます。
日本のカジノ法案とも呼ばれるものもあくまでもIR(統合型リゾート)という名目で通っているように、カジノよりも総合的な娯楽施設を作り、その中にカジノを行うことを認めるというものです。

ラスベガスのカジノリゾート
※写真はネバダ州ラスベガスのカジノリゾート

カジノリゾートを日本で成功させることは、IRの基本理念を守ることが重要とされます。
カジノの種類としては上流階級の社交場として行われるヨーロッパ型とエンターテイメントショーを行って訪問客を楽しませるラスベガス型があり、さらに日本が目指す統合リゾート型があります。

統合リゾート型と有名なのがマレーシアのゲンティン・ハイランドで、こちらはカジノだけでなく遊園地やゴルフコースがあり、高地にあるため熱帯地方にありながら冷涼で過ごしやすく避暑地となっています。

このようにカジノが目的ではない訪問者を取り込むことが重要です。
また統合リゾート施設は一種のテーマパークとも言えますから、エンターテイメント性も求められます。

多額の初期投資が必要で事業規模としては1兆円を超える

カジノリゾートが成功するために求められることは数多くありますが、問題となるのがあくまでも民間施設が行うということです。
さらに海外のカジノ資本が日本への参入を表明するなど外資の扱い方も問題になってきます。

IRの問題点は多額の初期投資が必要であることで、事業規模としては1兆円を超えると言われます。
これだけの資金を確保することは、この分野に初めて参入する日本資本では難しいものです。

このため日本資本が参加するとしても合弁となって行うことになります。
また現実的に海外の新興国に見られるカジノでは海外資本にカジノを作らせて運営することによって税収を得るというスタンスのところも多いもので、この場合には経営の自由度が担保される必要があります。

それと現在の法律ではIR特区を認め、そこに設営されるIR施設およびカジノ施設は1つのIR事業者が行う事になっています。
このため、競争は発生せず独占的な状況になりますし、またターゲットとしているのが日本人としていることにも大きなリスクとなる可能性があります。

いずれにしても規制が多い中で事業者が知恵を絞った上で、成功するかしないかは事業者次第といった状況にあり、成功させる以上は、国や地域が積極的に協力できるような環境になることが必要です。